パサディナがポップに

新世紀になっても彼らの人気は衰える事を知らず、特に有名人の間でその人気が上昇していった。2000年にはポップ界の大御所、ブライアン・フェリーがオーケストラのメンバー5人をツアーに同行。

2001年には再度、6週間の全米ツアーを実施。

マーガレット王女、チャールズ皇太子やダイアナ妃などロイヤルファミリーの面々を聴衆に迎える事もしばしばで、更に2005年には、ポップ界のプリンスからも栄誉を授かる事となる。オーケストラは、ガイ・チェンバーのガラコンサートで、他ならぬロビー・ウィリアムスとの共演を経験する。

最高級の音楽により世界中で名声を得、成功を収めた後も、その地位に甘んずる事無くオーケストラはツアーを続ける。世界で有数のエンターテイナー、最高のスウィング＆ダンスミュージック・オーケストラであり続けるために。